アースって聞くと電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などで大体緑色の線が付いてくると思いますが、このアース線は例えば電子レンジを使っている時に、外装の金属部分に漏電した時に触ったりしたら感電しますよね?でもアースが地面(大地)に接続されていれば、電気は流れやすい電位0Vの方へ流れて、感電には至りません。
アースが大事という事はわかると思いますが、電流を流す物に関してはマイナス電位を持った所(大地や仮想アース)があれば、電流の流れが安定して流れれます。電流の流れを阻害してノイズの混じった電流が流れにくくなるというのが、アースを使えばどんな小さな電流でも安定して電流が流れてノイズを最小限、若しくはゼロへ(ゼロってあるのか?(汗))とすることが出来ます。
このアースとは、地面へ接地してマイナス電位を持った地面へと流しますが、DAPだろうがアンプだろうが電流が流れやすい方へと流す時に、例えば5Vの電圧の電流を流すのに、マイナス電位が無ければ電流は流れません。この場合GND(グランド)という基準電位との電位差が0Vの方へと電流が流れる所を作り、回路に電流が流れるわけです。
何となく分かりますかね?私もアースとGNDの違いがわからない所からだったのですが、聞いてみると「電気流すのにマイナスが無ければ電気流れないよな」ってなのがわかると思います(笑)
そこで、このGNDへ流れる電流を安定して回路内を流せば、もっと電流が流れやすくなり、あたかも大地へ接地した様にするのが「仮想アース」です。
仮想アースは要するに「マイナス電位を持った鉱物など」を入れて、「大地の代わり」を作ってGNDへと流れる電流を仮想アースにも流して、クリーンな電流を流すために使います。
この様な事でDAPなどで流れる電流も綺麗にしてやれば、クリーンな電流が流れ、ノイズも吸収してくれます。GNDの拡張仮想アースとでも申しますかね?(合ってる?w)
そんなわけで、DAPで常にチリチリノイズが聴こえる様なものは、壊れてる場合もありますが「若干のノイズ」があるものとしては、音を出していない時に「ジーッ」というような電流のノイズや、電流やバッテリー自体から出る電流ノイズ等も仮想アースで軽減できます。
「音の信号」にノイズが交じるとイヤホンやヘッドホンから出る音は、ノイズが混じり綺麗な音には聴こえないですよね?そんな時にDAPなどに仮想アースを使用すると「綺麗な電流」が流れるようにするのが、仮想アースの効果ということです。
こんな感じで私もSHANLING M6 Proに3.5mmジャックと、電流ノイズが多く出るUSBポートへ、仮想アースを挿し込みして、クリーンな電流で綺麗な音で音楽を聴いています。仮想アースを使うと、音の空間がとても静かで「静寂感」を感じることが出来ます。この中で流れる音楽を聴くのですから、音も綺麗に出てますよね。音質も良い方向に向かう方が多いと思いますが、この音質変化が好きでないという人も居たらすいません。あと一つ静寂感の所でS/N比の改善で、静かな空間で音が聴こえる様にもなります。音の伸びや響きがとても良いです(^^)
と、長々書きましたが、仮想アースを作っているメーカー等で、DAPに使えるものとして使える仮想アースの販売店を紹介します。
こちらの画像の商品は「オーディオみじんこ」さんの「SILVER BULLET 3.5」です。
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